能力質屋十六夜M4:第一話「銀龍アヤ登場!」 秋の六時過ぎ。紅葉はもう終わっていて、木々は裸となっていた。日はとうに暮れ、街灯が煌々と光っている。風は涼しく、頬を撫ぜた。 わたしは中途半端な時間で誰もいない公園のベンチで大きく溜息をついた。そりゃ、そうだ。三ヶ月前に勤めていた会社から… 2021-08-02小説 能力質屋十六夜M4能力質屋十六夜M4