人には勧めないが、好きなゲームでドラクエ7があります。
それの初見プレイ動画をいたストしながら、流し見してました。
ウッドパルナのラストのお墓に咲いたお花で、YouTuberが絶句しているのをみて、ああ、これがいいんだよ……と、笑ってしまいました。
あれは描写が本当にエグい。
いたストは負け越しました。さすが、リッカ、アンルシア、シルビア。Aランクだけある。株のやりとりで頭疲れた。
で、昨日友人と話した内容。
私はタロットカード集めも趣味です。YOUTUBEの占い動画をタロットカタログとして見ていたりしているぐらい、「絵」としてのタロットが好きです。
自分でもひいてみたりするんですが、ほぼ自己分析です。疲れるので、あまりしないですが。
占ってもらうこと自体は好きです。「自分の感情をどうして因数分解するの? ありのままの感情をそのまま受け止めればいいのに」とカードを混ぜる前に言われてしまったり、「痩せたらモテる」とか身も蓋もない話をされたりしてます。これは占いではない。
脱線。
で、こんなサイトがあります。
まあ、ざっくり、タロットカード大アルカナ、小アルカナ78枚正位置逆位置ふたつ合わせた意味(156通り)を使って、プロットをたてようみたいなサイトです。
何回かここを使ってみた感想として、自分は実際にカードを引いた方が好きだなって思いました。
というのも、カードの名前が正位置と逆位置が違っていて、それがなんか合わないなって。
タロットに慣れ親しんでない人からすると、こちらのほうがわかりやすいのかもしれないけど、自分はどうしても、言葉の枠に囚われてしまうんです。
例えば、カードリストのページの中で、52.「急変」と66.「停滞」があります。それぞれ「ワンドの8」の正位置と逆位置の意味として使われています。
確かに「ワンドの8」って、基本的にはそういう意味なんです。
ただ、それは「おみくじ」としてのタロットの意味でしかありません。
ライダーウェイト版の絵は木の棒が空を飛んでいるものです。
カバラとか覚えたら、8という数字の意味がもっと詳しく分かるのでしょうけど、そこまで勉強するつもりがないので、そこは割愛するとして、絵では「勢いよく空を飛ぶ棒」という単純なものです。人が存在しない不思議なカードです。
「勢いよく空を飛ぶ棒の姿」から「急変」という意味がつき、その逆で「停滞」とされているんですが、絵を「空を飛ぶ棒」として読めば、その逆の意味は「空から落ちる棒」、つまり、それぞれ「上昇」・「落下」という意味も持てます 。
いうなれば、発想というのは、どのようにも飛ばせるものということです。
また、基本的に同じ意味でも、正位置は「正常」、逆位置は「異常」(過剰・不足)と読む場合もあるそうです。
ここらあたりは占い師じゃないので、よく知らないけど。
ただ、タロットをおみくじがわりとして使うのはもったいないなあと思っているというか。
「死神」で戦々恐々したり、「世界」でラッキーって言ったり。
発想はそんな簡単なものではないはずです。
「世界」はタロットで最強のカードで「成就」という意味がメインですけど、「願いを叶え終えた」という意味も含まれるので、「これ以上進展せず、終わり」という皮肉な読み方もできてしまいます。
ニュアンスは違いますが「世界」は「死神」と同じワードが使えちゃうんです。
おもしろいでしょ。
その絵で、どこまで発想を広げるか。
これが物語を作る上での肝というか。
そういうわけで、私は実際にカードを使ってやってます。
カードによって、絵が違うのもあるので、イメージもそれぞれの色が出て、湧きやすいしね。
ネタ出しはアナログじゃないと作れないってのもあるかもしれないけど。