神喫反省会

神喫の振り返り。
思い出した頃に思い出したことを更新してるかも。
創作ナルシストなので、書いてます。(最終更新日2019/12/01)
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シークエンス1「神様がいる喫茶店」
リメイク前の神喫シークエンス1をリメイク。
ネタ切れってワケではなく、当時一番キレのあるネタだったので使い回しました。
オチがオチなので、非常にセンシティブだとは思うのですが、
普通に読んで頂ければ、言いたいのがその部分でなく、
「夫婦愛が冷めた」話なのは伝わると思います。
ここらあたりは読者の方々に任せるしかないのですけど。
(流石に腐女子に間違われたのはショックだった……同性愛=BL思考はマジでやめてくれ)
全体的な部分も含めると、毎回同じような描写をいれたのは、
短篇連作として参考にしているキノの旅を意識してのものだったのですけど、
毎話、新鮮に読めるという感想を頂いたのは新鮮でした。
アマチュアの小説は登場人物の描写が多すぎで、情景描写がほぼないものが多いけど、
あたしの作品はふたつの兼ね合いが丁度良いという講評を頂けました。うれしい。
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シークエンス2「思い通りの子育て」
まず最初に。
カナタ、履歴書のフリガナをちゃんと読め。
カナタの描写に気合いを入れました。無茶苦茶入れました。
でも、ひびきは面食いではないので、美青年描写がふんわりさせています。
惚れっぽいのと対極にいるひびきは書いてて、楽しいです。
ネタとしては、「人は操り人形じゃない」「操られた人間は人形になる」というところから。
振り返ると、ドール=ガールのイメージがあったのかも。
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シークエンス3「嫉妬」
初出はコミティア121のフリーペーパーです。
「この話は最終回にすべき話だ」
「どうして先輩の立場をひびきにしなかったのか」
というキツい指摘が色々あったので、なかった話にしていたのですが、
1年ほど経った後、改めて読み返すと、なかなか良いじゃん、と思ったので、
web上ではシークエンス4として公開しました。
(新人賞投稿の際、シークエンス4と入れ替えました)
誰かの足を引っ張ったり、誰かのモノを奪ったりしてまで、
栄光を目指す人・コンテンツに一石を投じたかったので書きました。
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シークエンス4「オール」
リメイク前神喫にあった話のリメイク。
願い事はほぼ同じですが、友人の女性は、ひびきの設定が変わったことから、
ひびきの大学のOGと変更しました。
ネタの着工は他人に尽くす大学時代の友人に裏切られた実体験から。
自分の人生は自分だけのモノって分からないとダメだよ、って彼女に話したかった。
どうして他人の人生を自分が背負うの? って話を彼女に聞きたかった。
この出来事はショッキングすぎて未だに夢に出ます。
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シークエンス5「未定義なふたつの関係」
有線のクリスマスソングから発想を飛ばしました。
一応、キャラ設定は作っていたのですが、
(シークエンス2でハルカさんの設定は出していますしね)
はっきりと描写したのはこの話が最初だと思います。
この話でストーリーの方向性をはっきりとさせました。
ハルカさんのモデルは孤独のグルメのゴローちゃん。
実は武闘派なのかな、ハルカさん。
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シークエンス6「あやつりにんぎょうにはなりたくない」
とにかくキャラの名前に悩みました。
ネタ元はシークエンス2と同じ。
こちらは訣別パターンです。同じテーマで2パターン書けて良かった。
子供の意志を信じてあげるのが親の役目だと思うのです。
サブタイトルは「おとめたちのやみとのたたかい」を意識していると思います。
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シークエンス7「とびおりるきもちで」
槍田のキャラを濃くなりすぎたのが反省点。
元々チャラ男の設定だったのですが、どうしてこうなった。
再登場予定だったのですが、結局出せなかったのが残念。
あまりに濃いので、槍田のスピンオフ書きたくて仕方がないです。
人の人生はそうそう終わるモノじゃないし、終わらせるモノでもないし、
人生の命題はひとつしかないわけじゃあない、ってことを書きたかっただけで。
サブタイトルはシークエンス6と同じ元ネタと、「清水の舞台から飛び降りる」から。
槍田の正体の伏線を効果的に張れて良かった、とそっと胸をなで下ろし。
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シークエンス8「悪魔が来た喫茶店」
米津登場回。改めて読むと腹立つな、こいつ。
かなでの居場所が薄らと。でも、彼女の所在をださなかったのはワザとです。
生産性とかそういうので悩んでいた時期でもあり、無産な自分に嫌気を差していた時期でもあり。
役に立たないことを無駄と切り捨てる世の中が息苦しいって言うのもあり。
神と悪魔の設定がごりごり出してきています。よかったのかな。
自分でも異色の話だったので、書きにくかった話です。
その分エモいんですけどね。
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シークエンス9「みとめて! フォトガール」
「身勝手なヤツ」に振り回される店長を書きたかったんです。
そして、悪魔の言葉に振り回される店長の姿も書きたかったのです。
ここの「身勝手なヤツ」は創作物でチヤホヤされて自惚れる向上心を持たないヤツがモデルです。
「泣いたもん勝ち」っていうのがイヤだなあ、ということを書けて良かったです。
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シークエンス10「安全地帯はどこ?」
MITEはリメイク前にキーパーソンとしていましたが、こっちは端役です。
他人を思い通りにさせたい系の願いの話なので、大きなしっぺ返しを書けて良かったです。
店長の悩みを大きくさせていく話として、いい効果をしたと思います。
次に続く話で終わった話ですね。
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シークエンス11「ONE AND ONLY」
店長、ぶっ壊れる話です。エモいです。
で、ひびきのおかげで治る話です。エモいです。
ひびきが自分の答えを出す話です。エモいです。
伏線をすべて回収したと思うのですけど……。抜け漏れあるかもしれません。
ひびきのセリフが長すぎたかなあ、というところが反省点です。
これも次に続く話ですね。
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シークエンス12「絶望の彼方から希望の響」
店長が答えを出す話です。
突貫で書いたので、若干文章に荒れが見られるのが……。
すみません。
ひびきの将来についての方向性も決まりました。
少しご都合主義だったかも……? と反省しています。
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エピローグ「きっと世界はリバーシブル」
通常回的なエピローグにしました。
ってなわけで、恋愛系の願い事で終わらせることに。
ゲストキャラは自力でハッピーエンドにしました。
仮サブタイトルは「きっと世界はオセロ」でしたが、
オセロは商標登録しているので、こうなりました。
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シークエンス7から突貫工事で書いたのが後悔してます……。
ま、まあ。決着はついて良かったです。
次回作「神様がいる喫茶店☆あくちぶ」をご期待ください!!