今日で秋ってことになるけど、まだ暑い……。
Kindle Unlimitedにディスカバのノベライズが来てたので、
やっと読みました。
星のカービィ ディスカバリー 新世界へ走り出せ!編
星のカービィ ディスカバリー 絶島の夢をうちくだけ!編
まあ、子ども向けってヤツです。
ベリーハードな展開が結構マイルドになってます。
いや、本編がグロすぎただけかもしれないけど。
前後編なのに、前編で本編が終わってたので、「え?」って思ってたら、
後編はクリア後のステージを書いてて、思わず笑ってしまいました。
後編の本筋を進んでいるカービィたちと
ラスボス関連の深掘りをデデデとメタナイトがしているやり方(フレーバーテキストを反映)は上手だなあと。
その深掘りがくどくないんだよね。
カービィの性格は気にならなくなったけど、個人的にデデデの解釈違いがあるので、そこは慣れないなあ。
バンダナワドルディ(以下、バンワド)がボスキャラやステージの解説してくれるのが、ちょうど良い感じ。
ゲームではデデデを呼び捨てしてたバンワドが、ノベライズではデデデの家来になってたのが、なんか違和感。
設定ミス?
ゲーム内ではワドルディ全員がデデデの部下ってわけではない感じだったのよね。
小説版のバンワドはデデデの家来って設定だけどさあ。
(ゲームでもUSDXでは部下だったけど)
敬愛する人に刃を向けざる得ない家来の心理を描きたかったんだろうな。
真ラスボスをどうするんかな……と思ったら、あーそう来たか~! と納得できる構成。
ゲームをうまくノベライズにしているとは思う。
ただ……戦闘シーンが……子ども向けとは言え……。
うん……ずいぶん、あっさりしているんだよね。
対象がそれを求めてないのかな。
でも、もう少し歯ごたえがある描写が出来そうな感じなんだけど……。
自分ならどう書くかなっていう練習にはなりそう。
むずかしそうだけどさ。
ディスカバも恐怖だったけど、
作っている人が違うとはいえ、スマブラであれだけやったカービィだから、ハードな描写はできそう。
(ていうか、原作者だもんな)
羽根がもげる描写とか、原作にはなかっただろうが!! おのれ、サクラィ!
もっと怖くしたかったけど、年齢制限にかかってしまい、泣く泣くこうなったとか……って話題が脱線。
まあ、ゲームのノベライズとしたら、面白いと思う。
ただ、あくまで「星のカービィ」のノベライズは、商業二次だろうし、
(デデデ大王の性格や、wiiのノベライズとwiiDXのマホロアの扱いなど、明らかに原作ゲームとキャラが違う)
そもそも解釈違いなので、みんなにオススメしたいかといえば、そうではないな。
アニカビと同じ感覚。
アニカビも伝説的狂気アニメだけど、あれをゲームと同一化はできない。そんな感じ。
デデデ大王の性格が全く違うのよ。
原作のデデデ大王は、自称大王で統治してないのに尊敬されている、ワガママだけど人望あるキャラなのよ。
ついでにメタナイトも性格が違ってて、自分の軍を率いるほど尊敬されるけど、その軍は実質テロリスト集団だし、本人も戦闘狂。
あまりブレがないのは、バンダナワドルディかな。
デデデ大王との関係にはブレがあるけど。これはゲームもかな。
で、Kindle Unlimitedにロボボノベライズが来てたので、
ある程度書けたら、読もうと思う。
スージーの深掘りがあるのだろうか。
ハルトマンの生存はどうなのだろう。
ゲームでは死んだと思うけど。
(少なくても、ハルトマンの精神は死んでるはず。カービィが壊した)