若林正恭著「ナナメの夕暮れ」読了。
まあ、オードリー若林のエッセイでした、で終わればいいんだけど、
そうじゃない。
やっぱ、この人、文才あるわ。
ただ「~でした」とかで終わらないで、一つ一つ描写が文学的。
そんな例えがどうして思いつくの? と不思議になる。
んで、内容も。無茶苦茶同感できる。
「傷は絶対的なもの」という言葉にとても納得してしまった。
傷つき、考えることが「自分自身」と認めてあげたい。
「分からない」ことを「分からない」で終わらせない。
人の価値観を自分を上げるために下げない。
これって大事なんだね。
昨日一日、集中して仕事をしたあまり、パソコンに向かうのが嫌になって、休日を取っていました。
今日、通院だったのもあり、好都合ったら、それまでなんですけど。
私「症状とか疲れとか酷いんです」
先生「寝るしかないね」
私「はあ」
でも、どうも頭を動かさないとダメのような気がして、
とは言っても、脳内が動かないし……。
どうしようかな、と思って、思いついたのが
Youtubeにある世界史の「ゆっくり解説」。
これなら横になりながらも勉強になる、と思っていたら、そのまま寝落ちして、今に至ります。
先生が言ったとおり、寝たら、疲れが程よく取れて、
パソコンに向かえます。
明日から、また頑張ろう。
あ、若林さんの本は通院の待ち時間で読んだよ。
なんで病院の待ち時間って、あんなに長いんだろうね。
否応なしにtwitter断ちして一日。
Mastodonで少し呟いた程度で、TLを追いかけてない。
それだけでこんなに楽になるんだね。
デジタルデトックスは無理でも、
メンタル的に1人になる時間はもう少し必要だったのかな。
愚痴は誰かに聞いてほしいけど。
それなりに、いい加減、凍結は解除してほしい。
新人賞の作品、推敲がなかなか進まない。
順序を入れ替えた方が良いのか、とか色々。
応募する準備もしなきゃいけないし、
別の作品も書きたいし、ううん。時間が足りない。
誰かの足を引っ張る人間って、意外と身近にいるもので、
見せないだけで、ゴロゴロいるってことが最近分かった。
昨日、ホトホトに仕事が嫌になった原因がコレ。
次からは断ろう。
この仕事はやっていて、精神衛生上良くない。
「ナナメの夕暮れ」に戻るけど、
冷笑・批判は一瞬なんだよね。簡単にできる。
今までそれで苦しんできたのだけど、
「言わせとけ」って流すことに躊躇しなくていいんだって気がつけた。
どうせ、お前にはここまでたどり着けないんだから。
「書く」という言葉だけで、
何も行動に起こさない人に人間扱いされなかった私がいるけど、
他人を人間扱いしない人間のほうが「冷笑主義者」なんだから、こっちから願い下げだ。
若林さんの言葉を借りるなら、
「あんたの冷たい言葉は、私の熱い言葉で蒸発させてやるよ」みたいな感覚になっている。
というか、「冷笑主義はいけない」って言っていた人間が、
冷笑主義になっていく様は、あまりにおどろおどろしく、不気味だった。
こう考えると、嫌な性格ではあるけど、私って冷笑主義ではないのかな。
そろそろ本名で活動しようかなと思っている。
私の本名はとても画数が良く、験担ぎっていうのもある。
よくある名前だけどね。本当によくある名前なんだけど、
画数は本当に良いのよ。
あと、また「ナナメの夕暮れ」の話になるんだけど、
マエケンの話を読んで、ますます本名で活動したくなった。
マエケンって本当に良い人だったんだね。
個人的には、「ぐはっ」っていう笑い、フレプリで好きだった。
「まひろ」は今でも仲が良い大学時代の友人が付けてくれたニックネームだから、
捨てはしないけど、やっぱりいずれ文筆業を本名で活動したい。
そういえば、その子から年賀状が届いていて、返していないんだった。
不義理だなあ、私。
手紙、送ろう。
会いたいって送ろう。